MURAI SIIX FOUNDATION

村井シークス財団

日本、そしてASEAN 地域で
自由な気風と湧き上がる好奇心を持ち
世界で活躍する人材を育成するために

お知らせ

2025年08月07日
財団の紹介ページを開設しました
2025年07月09日
2025年度 奨学生(財団 第1期 奨学生)が決まりました

設立者の思い

一般財団法人 村井シークス財団 設立者 村井 史郎 ( MURAI Shiro)

一般財団法人 村井シークス財団 設立者

村井 史郎 ( MURAI Shiro)

村井シークス財団の設立者で初代代表理事の村井史郎は、シークス株式会社の創業者として、代表取締役社長、代表取締役会長を歴任し、2025年3月に永眠するまで生涯現役を貫きました。


印刷インキメーカーのサカタインクス株式会社(旧:阪田商会)に入社し、インキ以外の仕事もしたいと、知識や経験、資本がないことを「有ることで制約が生まれ、制約は限界を意味する。最短で最良の選択をし、無限の可能性を追求する。無いことは弱みではなく強みだ」という逆転の発想(ゼロの概念)で、社内ベンチャーのはしりである異業種事業を同社内で始めました。

昭和30年代初め、大手商社がまだ手をつけていなかった電子部品の輸出に商機を感じ、「インキとデンキは一字違い」と、若い村井が着目したのはフィリピンを始めとするアジアの国々でした。
戦後の成長著しい日本企業の製品をいち早く海外へと、仕入れ先と売り先の開拓を平行して行い、ニーズとシーズを繋げば仕事はできると、ビジネスマッチングで価値を創造し、無から有を生む「グローバル・ビジネス・オーガナイザー」のスタイルを作り、それが生涯の生業となりました。

以来、まさに世界を股にかけてビジネスを展開しましたが、村井の心の奥に強く刻まれたのは、最も苦労した若い時にアジアの国々で仕事をさせてもらったこと。それが今日に繋がっていると、その感謝の思いを何らかの形にしてお返ししたいと思ってきました。自身の引退が近づくなか、辿り着いた答えは、個人の自社株を財団に寄贈し、自分がいなくなっても財団を運営できる手段を後世に残すことでした。

残念ながら、村井は奨学金給与事業の開始を見届けることなく永眠しました。しかし、村井の思いは、シークスと財団の関係者へ、そして奨学生の皆さんへ引き継がれます。そして私たちは、日本とASEANの優秀な若手人材を育成支援することで、新たな価値が生み出され、それがひいては世界の社会貢献に繋がると信じて、村井シークス財団の運営をしてまいります。

一般財団法人 村井シークス財団

財団について

名 称
一般財団法人 村井シークス財団
所在地
〒541-0051 大阪市中央区備後町1-4-9 シークスビル1階
設 立
2024年7月17日
設立者
シークス株式会社およびその創業者 村井 史郎
代表理事
丸山 徹
事業内容
奨学金給与事業
(1) 日本からASEAN地域の大学および大学院に留学する奨学金の給与
(2) ASEAN地域から日本の大学および大学院に留学する奨学金の給与
(3) その他、本財団の目的を達成するために必要な事業

事業の目的

今日、わが国のみならず、世界中の各国において、有為な人材の育成が、従来に増して、ますますクローズアップされています。

中でも、ASEAN地域(東南アジア諸国連合)は、世の中で最も成長ポテンシャルの高いエリアの中の1つであり、日本とこの地域を基盤に、グローバルネットワークを構築し、変わりゆく時代の波を敏感にキャッチし、世界のリソースを有効活用し、世界のあらゆる分野のニーズとシーズをオーガナイズすることで、社会システムの活性化と人類の進歩に貢献することができるグローバル・オーガナイザーとして活躍する有為な人材の育成が世界規模で望まれているところです。

同時に、そういった人材には、普遍的な「人間性」と家族を超えるような「人間関係・信頼関係」を構築できる能力も兼ね備えることも求められています。

シークス株式会社およびその創業者 村井史郎は、その創業期から育んできたこのような理念に基づき、ここに 村井シークス財団を設立し、日本とASEAN地域において、自由な気風と湧き上がる好奇心を持つ有望な若手人材を育成し、彼らが将来性のある分野に携わり、世界的なリーダーとして活躍できるように支援することで、わが国および世界中の経済、産業ならびに文化の発展に寄与せんとするものであります。

この目的を達成するための当法人の事業概要は、
①日本からASEAN地域へ留学する優秀な大学生および大学院生に対する奨学金の支給、
②ASEAN地域から日本に留学する優秀な大学生および大学院生に対する奨学金の支給
を行なうものであります。

シークス株式会社および創業者 村井史郎は、その拠出資金により、本目的が遂行され、日本および世界中の経済、産業ならびに文化の水準向上に、いささかでも寄与することができれば、欣快の至りとするところであります。 

何とぞ本奨学金支給事業の意のあるところを関係各位のご理解を賜り、ご賛同ご支援をお願いする次第であります。

募集概要

募集対象
日本からASEAN地域の大学および大学院に留学する優秀な学生
ASEAN地域から日本の大学および大学院に留学する優秀な学生 (※2025年度はこちらに限定して募集)
給付金額
月額10万円 (3か月ごとに支給)
募集人数
30名程度/年   ※ 2025年度は募集を終了しました
応募方法
在学する大学の奨学金窓口を通じてご応募ください
選考方法
当財団の選考委員会で、学業成績や申請書の内容をもとに選考を行い、理事会で決定します

参考資料

よくあるご質問

よくあるご質問を、財団の特徴とともに記載しますのでご参照ください。

財団の特徴

募集する学生について
  1. ASEAN加盟国(現在:インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ブルネイ、ベトナム、ラオス、ミャンマー、カンボジア)の国籍を有し、在留資格「留学」を有する大学生または大学院生
  2. 向学心に富み、学業優秀であり、かつ、品行方正である方
  3. 国際親善に理解を持ち、貢献を期する方
  4. 日本語または英語で応募、連絡、レポート提出が可能な方
  5. チャレンジ精神が旺盛で国際感覚を有する方
奨学金について
  1. 奨学金は給与とし、返済の義務はありません
  2. 世帯年収の制限はありません
  3. 奨学生の卒業後の進路については本人の自由とします
  4. 他の奨学金との併用に関する考え方は下記のとおりです
    貸与型奨学金 ・・・ 
    併用可
    返済不要の給付型奨学金 ・・・ 
    民間の財団による給付型奨学金は原則併用不可
    ただし、大学の授業料減免制度に準じた少額(月3万円程度)の奨学金や海外留学支援金の奨学金は併用可とする場合があるので、事前にご相談ください
    授業料減免制度 ・・・
    併用可

よくあるご質問

Q
奨学生に求められることはありますか?
A
主に以下を予定しています。
  1. ① 3か月ごとの奨学金受領時に、受領確認と近況報告のメールを事務局へ送付ください
  2. ② 毎年度末に、学業成績、在学証明書および生活状況報告書の提出をお願いします
  3. ③ 採用年度の秋頃に『交流会』、採用年度終了前の春頃に『報告会』への参加(web併用検討)をお願いします
Q
奨学金の給付が休止または停止、廃止となるのはどのようなときですか?
A
主に以下を予定しています。
  1. ① 奨学生が退学、休学、または長期にわたって欠席したとき
  2. ② 奨学生の学業又は性行などの状況により、指導上必要があると認めたとき
  3. ③ 奨学金を必要としない理由が生じたとき
  4. ④ 奨学生として適当でない事実があったとき

お問い合わせ

当財団に関するお問い合わせは、こちらよりお送りください

一般財団法人 村井シークス財団 事務局

〒541-0051
大阪市中央区備後町一丁目4番9号 シークスビル1F  

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