営業活動を支える契約をまとめ

自分で確かな成長を感じる

営業活動を支える契約をまとめ

会社を守る存在に

2018年入社

総務部(法務) 
アシスタントマネージャー

坂本 裕平

多数の顧客・仕入先との取引をスムーズに進めるために欠かせない契約作成・審査を担う

顧客や仕入先、その他取引先との間で締結される契約の作成・審査業務を主に行っています。取引している顧客・仕入先は1,000社を超え、取り扱う契約もかなりの件数です。海外売上比率が高いこともあり、英語を用いた業務が多くあるのも特徴のひとつだと思います。中でも当社売上の大きな割合を占める車載分野の顧客は、契約内容の要求がシビアなことも多いため、現場の実態と照らし合わせながら一方的に不利な条件とならないよう、契約書の作成・審査は慎重に進めなければなりません。書かれている内容をきちんと読み解けないと会社に損害を与えることもあるので、合意する直前はとても大きな緊張感を感じます。

自分の道筋通りに契約が締結できた瞬間の達成感と爽快感

顧客によっては100ページを超える契約内容の締結を求められ、なおかつ、法務部門同士の交渉も求められることがあります。このような案件では交渉期間が1年を超えることも珍しくありません。これだけの労力を費やした案件が、最終的にまとまった時は本当に嬉しいですし、ほっと一安心できる瞬間です。案件の大小にかかわらず、交渉の筋道を自ら考え、そのシナリオ通りに進んだときには、達成感だけでなく爽快な気分になることもあります。付加的なこととしては、英語で業務を行う機会が非常に多いので、語学力も向上しているなと実感が得られるのも仕事の魅力の一部だと思います。

大きなトラブルを防ぐ重要な役割を果たすために、コミュニケーションは欠かせない

仕入先が作った製品を仕入れ、顧客に販売するというシークスの使命がある以上、不必要なリスクを抱えないように契約条件を整えることは、法務の当然の役割です。特に当社の取引先は世界各国にあるため、日本の感覚で取引を進めてしまうと、両者のボタンの掛け違えで大きなトラブルに発展しかねません。そのためにも細部まで契約を詰めてまとめることは必須だと思いますし、そこを任されている私たちの部門は非常に重要であると考えています。たった1単語間違えるだけも契約条件はまるで変わってしまうので、個人としては社内外のコミュニケーションも密に取りながら、必要な条件を理解し文書化していくスキルが欠かせません。そういう意味で、一般的なコミュニケーション能力は必要ですし、海外案件を担当するには英語能力の習得も必要不可欠です。もし現時点で不足している能力があったとしても、社内には教育体制が整っているので入社後に能力を伸ばしていくことは可能だと思います。

毎年成長を感じられるキャリアとなるよう、地道に経験を積み重ねていく

キャリア全てを法務担当として過ごしてきたので、より高いレベルの法務案件を数多くこなしたいと常に思っています。今日何とかこなせた仕事が来年には楽々できるようになるという状態を、毎年積み重ねていきたいです。それには「案件ごとの反省点を毎回洗い出し、それを生かして日夜業務に励んでいく」という地道な積み重ねが大切ですので、根気強く精進していこうと思います。また、法務は非常に多岐に渡る業務があるので、自分の能力を高めながら社内の信頼を高め、将来的には今までカバーできていなかった業務にも挑戦していきたいです。

TIME SCHEDULE とある1日のスケジュール

09:00
出社:メールチェックを行い、1日の業務を開始
09:30
契約書確認:新規取引先との間で交わされる契約書の作成および審査対応
10:00
打合せ:各部署と話し合いながら契約条件の確認を行う
11:00
事務作業:契約書の作成、海外拠点の契約書は英訳をする
11:50
昼食
12:50
契約書確認:取引先の契約書を審査し、不当な内容になっていないか確認
16:00
打合せ:海外拠点とオンライン会議で打合せ、契約条件の確認を行う
18:30
退社

※掲載の情報は取材当時のものとなります

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